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【ICT音楽授業のコツ】音楽を端末に取り込む・編集する方法

今回の記事ではCDの曲を端末に取り込む方法と編集する方法について解説します。

  • 授業で流す曲をPCやスマホ、iPadで管理したい
  • 音楽を編集して、一部分だけ聴かせたい

こんなときにこの記事が役に立ちますので是非参考にしてください。

曲を端末に取り込んでおけば、授業にCDが不要になり、持ち物が減り、忘れ物がなくなります。

また、PCに取り込めば曲の聴かせたい部分だけカット編集ができたりします。

コギト

音楽の授業だけでなく、学芸会や発表会のBGM作りにも活躍します!

ブログ運営者

コギト|音楽教材研究家

  • 音楽教員歴18の元音楽教員
  • 教員辞めても教材研究が好きで続けている
  • 元作曲専攻で鑑賞創作の授業が得意
  • ピアノはコンクール全国大会入賞レベルでピアノ動画チャンネル(YouTube)も運営
  • ICTを駆使・時短マニア
  • note自作教材の販売をし、1000ダウンロードを突破!
  • 音楽や音楽教育に関することをX(Twitter)でも発信中
目次

CDの曲を端末に取り込む方法

・CDの曲をパソコンに取り込む

WindowsPCを使っている場合

Windows Media Player の代替および類似のソフトウェア - ProgSoft.net

Windows PCの場合は、Windows Media Player(デフォルトでインストールされている)を起動して、CDを挿入すると PCに取り込むことができます。

Windows Media Player の画面。「CDの取り込み」をクリックします。

スマホがiPhoneだったり、iPadを使っている場合は「 iTunes for Windows 」というアプリをPCにインストールしましょう。PCに取り込んだ音楽をiPhoneやiPadでも聴くことができるようになります。

iTunes for Windowsをインストール

MacPCを使っている場合

iPhoneを買い換えたらMusicライブラリのアートワークがおかしくなった! | Mormor日記

Mac PCの場合は、「ミュージック」アプリ(デフォルトでインストールされている)」を起動してCDを読み込むことになります。

「ミュージック」アプリ。CDを挿入して、「読み込み」をクリックすると曲の取込ができる。

またMac PCの場合はCDドライバがついていないのでCDドライバを別に用意する必要があります。

Macに合うシルバーの外観に、高性能な取り込み技術で、損失なく音源を取り込むことができます。なるべく良い音で生徒に音楽を聴かせたい、音楽の先生にピッタリで私も使っています。

曲を取り込む形式は何が良いの?

CDをとりこむ時に取り込むデータの種類(形式)に迷うことがあるかも。

おすすめはWAVmp3です。WAVはCDと同じ高音質で取り込むことができますが、データは重くなります。mp3はWAVの10分の1程度のデータ量で取り込むことができますが、音質は落ちます(とはいえ、mp3も普通に聴いている分にはまったく気にならないレベルです。)

このWAVとmp3の2つはほぼどんなアプリや機器でも通用する形式です。

逆に他の形式(AACやFLACなど)は使えるアプリや機器を選ぶので注意が必要です。

コギト

迷ったらmp3にしておくのが無難です。

mp3の取込の音質も選べる!
mp3で曲を取りこむ音質も細かく設定ができます。「kbps」という数字で示され数字が大きいほど音質が良くなります。mp3はただでもデータが軽いので最高音質の「320kbps」をおすすめします。

CDの曲をiPadやiPhoneに取り込む方法

基本的にCDの曲を直接iPadやiPhoneに取り込むことはできません

 PCにミュージックアプリやiTunesで一旦曲を取り込んで、その後 PCとiPad・iPhoneを同期することでiPadやiPhoneに曲が入ります。

新米先生

結構面倒…

実はCDの曲をじかにiPadやiPhoneに取り込むことができるガジェットもなくはないです。

↓このCDレコについて紹介している記事はこちら

CDレコ5でスマホ・iPad(タブレット)に音楽をカンタン取り込み!(CD-5WK徹底レビュー!)

しかしこの方法で取り込んだ場合、曲は指定のアプリでしか聴けず、曲をデータとして扱ったり編集したりすることができませんので注意が必要です。

パソコンに取り込んだ曲をカット編集する方法

パソコンに取り込んだ曲データはアプリやソフトを使って編集することができます。

  • 発表会の歌唱曲やダンス曲、BGM用に曲をカット編集する
  • 鑑賞授業で曲の一部分だけカット編集して聴かせる

こんな場合に曲を編集するソフトが活躍します。

Windows PCの場合

「Audacity」という無料で使える音楽編集ソフトがおすすめです。

こちらからダウンロードできます。

Audacityをダウンロード

音楽をカット編集したり、一部分を繰り返したり、キーやテンポを変えたりと結構なんでもできます。

↓Audacityで曲のカット編集をする方法を動画にしているのでご覧ください!

コギト

私もWindowsパソコンを使うときはもっぱらこのソフトで音楽編集しています。

音楽の授業だけでなく、文化祭や学芸会のダンスや劇のBGM用の音楽編集にも大活躍します。日本語対応しているのも嬉しい点。職場のパソコンにインストールしておくのをおすすめします。

Mac PCの場合

MacPCに付属しているアプリの「GarageBand」で音楽の編集ができます。

↓GarageBandで曲のカット編集をする方法を動画にしているのでご覧ください!

曲を端末で管理するメリットはたくさん!

音楽の授業で使う音楽を PCやタブレットまたはスマホなどの端末で管理すると、CDを探したり、忘れたりなどのことがなく便利。

また、音楽編集もできるため、特に音楽鑑賞の授業では活躍します。

コギト

鑑賞曲を部分的に聴き比べさせることもできるようになりますよ!

↓上の方法については以下の記事で詳しく解説しています。

生徒の端末で音楽を鑑賞させる方法

コギト

是非今回の記事を参考にしてやってみてください!

↓関連記事です!

・音楽の教員がiPadを持ったら最強という話
・音楽授業で必須のグッズ・ツールまとめ
・YouTube動画を授業で便利に鑑賞する方法
・【誰でもできる!】ICTを活用した音楽授業まとめ(事例あり)

今回は以上です!

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この記事を書いた人

音楽教師歴18年の元教員。鑑賞・創作・器楽合奏授業が得意。伴奏アレンジや合唱、合奏編曲もできます。国立大学の附属学校で研究主任&教育実習など経験あり。大好きな教材づくりで全国の音楽の先生の役に立ちたい。 自分の仕事を全部音楽関係にしたいから教員をやめて独立。ピアノ歴20年以上。アマチュアコンクールで全国入賞経験あり。ピアノアレンジ楽譜も作っています。

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