
オペラの鑑賞授業に結構使える本、みつけました !
こちらを購入して授業のプリント作ったらめちゃくちゃ授業準備が楽だったのでおすすめします。
『マンガでわかるオペラのしくみ』/ 小畑恒夫著
オペラの音楽について学ぶとき、「そのオペラがどんな話なのか」ということには必ず触れることになりますが、
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/necchusyou_face_girl2-e1597742057716.png” name=”新米教員” type=”r”]意外とあらすじ説明って時間食っちゃったりするよね…[/voice]
あらすじを知る事はオペラの鑑賞する上で必要な事ですが、あらすじを知る事自体は音楽の学習ではないのでなるべくサッと終わらせて本文である「鑑賞」と「音楽の学習」に進みたいですよねぇ。
この本、見開き2ページであらすじがマンガでわかっちゃうんですよ…。

オペラについて自分が知識をつけつつ、そのまま生徒用の教材にも転用できるので本当に便利です。
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”] 自分で読んでオペラについて知るも良し、コピーして教材として使うも良し。雑誌のようにライトでさくさく読めます![/voice]
今回はこの書籍がどう授業で役立つのか解説していきますのでぜひご覧ください!
↓オペラの鑑賞授業ネタがダウンロードできます↓
ブログ運営者

コギト|音楽教材研究家
- 音楽教員歴18年の元音楽教員
- 教員辞めても教材研究が好きで続けている
- 元作曲専攻で鑑賞や創作の授業が得意
- ピアノはコンクール全国大会入賞レベルでYouTubeも運営
- ICTを駆使・時短マニア
- noteで自作教材の販売をし、1000ダウンロードを突破!
- 音楽や音楽教育に関することをX(Twitter)でも発信中

『マンガでわかる「オペラ」の見かた』の便利な点
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”] 便利なのはこんな点。[/voice]
[box class=”blue_box” title=”便利な点”]
- オペラのあらすじが見開きページで理解でき、プリント転用も簡単
- 人物相関図や豆知識なども授業の資料として秀逸
- 授業で扱いそうなオペラは全て収録(50タイトル)
- オペラ作品だけでなく、オペラの基礎知識も載っている
[/box]
便利①:オペラのあらすじが見開きページで載っている
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”] なんといっても見開きっていうところが教材作るときに便利![/voice]

「あらすじを知る」という事についてはこの本の見開き2ページを見れば、他に説明は不要というレベルのわかりやすさ。
細かい状況などはカットされていますが、「短時間でざっくりオペラのあらすじが理解できる」ように解説されています。
しかも見開きで完結しているのがうれしいところ。このページをコピーしちゃえばすぐにプリント一枚完成!しちゃいます!(A5サイズの本なので、見開きだとちょうどA4サイズでコピーできます)
2〜3時間にわたるオペラのストーリーを説明しようとすると、
- 自分がまずちゃんとわかっていないといけない
- あらすじの資料をわかりやすく作ろうとすると結構大変
こんな感じで情報の収集にも、プリント作成にも、授業での説明にも、意外と時間を取られます。
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/icon_business_woman02.png” name=”キビキビ先生” type=”r”]この本のページを事前に配っておいて「授業までに読んでおいてね」ってしちゃってもいいかも![/voice]
[aside type=”boader”]
■本のコピーを配布していいの?■
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”]今回の本のような資料をコピーして生徒に配布することは学校で行う分には著作権侵害には該当しないので大丈夫です。 [/voice]
↑出典の明示をしておく必要はあります!
「マンガでわかる「オペラ」の見かた/誠文堂新光社より引用」などのようにプリントの隅に手書きでも書いておけばOKです。
[/aside]
便利②:人物相関図や豆知識なども授業の資料として秀逸

↑見開きページには、簡単な人物相関図も載っていますので、
登場人物とストーリーの理解がスムーズに進みます。
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”] とくに音楽の授業では、一部分だけを鑑賞することが多いから、こういう図があると、「この人が歌うアリアを今から聴きます」とか、説明しやすい。[/voice]

また、マンガのあらすじの下の部分には、「作曲者、原作者、初演の年、何幕の構成か」などの地味に役立つ基本情報や、オペラの成立の背景が文章で載っています。
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/icon_business_woman02.png” name=”キビキビ先生” type=”r”]ここから自分が取りあげたい情報だけピックアップして説明すればいいわよね![/voice]
一番下に小さく載っている「豆知識」の部分も、
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”] モーツァルトってこのオペラのことが大好きで死ぬ間際まで上演の時間を気にしてたくらいなんだってさ。[/voice]
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/09/group_kids_no_dog-e1599688365765.png” name=”みんな” type=”r”]へぇ〜![/voice]
と生徒に話すネタになりそうですね。
便利③:授業で扱いそうなオペラは全て収録(50タイトル)
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”] 授業でやりそうなこんなオペラ、全部載ってます![/voice]
[box class=”yellow_box” title=”掲載している代表的なオペラ作品” type=”simple”]
ロッシーニ / セビリャの理髪師
ヴェルディ / アイーダ
ヴェルディ / リゴレット
ヴェルディ / 椿姫
プッチーニ / 蝶々夫人
プッチーニ / トスカ
プッチーニ / トゥーランドット
モーツァルト / フィガロの結婚
モーツァルト / 魔笛
ウェーバー / 魔弾の射手
ワーグナー / トリスタンとイゾルデ
リヒャルトシュトラウス / サロメ
リヒャルトシュトラウス / ばらの騎士
ビゼー / カルメン
團伊玖磨 / 夕鶴
[/box]
他にも全部で50タイトルの作品が掲載されているので、音楽の授業で取り上げる作品は全て網羅しているといえます。
便利④:オペラ作品のあらすじだけでなく、オペラの基礎知識も載っている
[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”] オペラのあらすじ以外でもこんな情報がわかりやすく見開きで解説されています。[/voice]
[box class=”yellow_box” title=”あらすじ以外の情報” type=”simple”]
- 作曲家見開きページ
- そもそもオペラって何?
- オペラ誕生の歴史
- オペラのジャンル
- オペラの「舞台」を作る人たち
- オペラの「声」の役割
- ドイツオペラとイタリアオペラ
[/box]



[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/necchusyou_face_girl2-e1597742057716.png” name=”新米教員” type=”r”]オペラに詳しくない私でもこれを使えばなんとか授業いけそうだわ。ホッ。[/voice]
『マンガでわかる』シリーズは授業でかなり使える!

他にもマンガでわかる「能・狂言」や「歌舞伎」もあります!


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授業のネタがこれでもかと詰め込まれ、この教材だけで授業できるセットになっています。
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今回は以上です!

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