
この教材では以下のことを学ぶことができます。
- 「音」とは?(音の3つの要素)
- 「音の高低」と「音の大小(強弱)」
- 鍵盤と音名(#と♭)
- 音階とメロディの違い
- 和音って?調(キー)って何?



音楽を説明するときに使うこれらのことば、
実はちゃんと通じてないことが多いんです…。
「この高い音は…」とか「ここの和音は…」といくら細かく説明しても、



私の経験上、特に小学校や特別支援学校、特別支援学級などでは、
音楽の授業の共通言語である「高い」「低い」「和音」などの言葉の意味の理解を生徒が曖昧に理解しているため、授業が思うように進まないという経験をたくさんしました。



この教材は鑑賞の授業の前にやっておくと効果的。
鑑賞の授業では音楽用語をつかった説明が避けて通れないので、授業の解説がスムーズになります。



と脇道にそれるような説明もせずに済みます。



- 音楽用語を使った説明が通じやすくなる
- 授業中に「そもそも和音とは」「調ってなんだっけ」などの説明の追加が少なくなる
- 基本的な音楽用語についてワークシートを見直すことで復習できる
ではこの教材の中身を少しだけ紹介します!
書くだけじゃない!実践も盛り込んだワークシート
ワークシート教材をワードファイルでダウンロードできます。





アイスブレークで音をイラストで描いてみるところから始まる


音をイラスト(図形)にして描いてみることは、
「音をよく聴くこと」
「聴き取った音を表現すること」
につながります。
聴き取った音を言葉で表現するのは大人でも難しいですが、
直感的に絵で描くのならお遊び感覚で簡単にできます。
大きい音は大きく描いたり、濃く描いたり、
高くて小さい音は薄く、細い図形を描いたり、
それぞれの生徒がどんな表現をしているのか見るのはとても興味深いですよ。
聴いて答える、鍵盤を弾いてみる、体験方学習に
ワークシートを進めていく中でいろいろな体験型の課題を設定しています。
↓音を聴いて「大小と高低」の違いを聴き分けたり、


↓先生の指示する音を弾いてみたり(#や♭の鍵盤の位置もここで覚えられる)、


↓和音の作り方を理解して実際に鍵盤で鳴らしてみたり、


ワークシート上での学習は次第に飽きてくる部分がありますが、
途中途中に体験型の学習を織り込んで、
飽きない&体に身に付く
ことを目指しています。
音も入った、視覚的にもよくわかるスライドの図解
ワークシートに連動する形で、スライドも用意しています。
↑課題となる音源もスライドに埋め込んであります。
↓全スライドのダイジェストを以下のツイートでご覧ください
目で見てわかりやすい図解
スライドは説明がなくても目で見てわかりやすく作っています。


音の大小と高低の違いをスライド上の位置や、イラストの大きさなどでわかりやすく示しています。


音源入りでさらにわかりやすく



スライドさえあれば、楽器を準備したりしなくても授業ができるように音源を埋め込んでいます。
↓同じフレーズをピアノ、アコーディオン、シンセサイザーで演奏した音源を挿入しています。


↓「いつも何度でも」の原曲のキーと、3音上げたキーの音源を挿入して、キーの上げ下げが聴いてわかるようにしています。


↓「サザエさん」の曲(長調)を短調で演奏してみて聴き比べができるようにしています。





まとめ 音楽の授業に「用語の理解」は必須!



この授業を行うことで以下のようなことが期待できます。
- 音楽用語を使った説明が通じやすくなる
- 授業中に「そもそも和音とは」「調ってなんだっけ」などの説明の追加が少なくなる
- 基本的な音楽用語についてワークシートを見直すことで復習できる



年度始めにワークシートを配付して学習しておき、学習した用語がでてくるごとにワークシートを見返して復習することをおすすめします。



では今回は以上です!


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