
リズム学習でよく使われる「フラッシュカード」。授業で使っている先生も多いのではないでしょうか?
ただ、カードを自作するのは結構面倒…。

というわけで、誰でも使える、デジタル版(紙にもできる)フラッシュカード50問を作成しました!
教材準備の時間ゼロ!
この教材は、
PowerPointやkeynoteで

上のようなリズムが次々表示され、リズム打ちをする、
というフラッシュカードのスライド版。

テレビに大きく映し出して学習することもできます。

一番の長所は「答えが音で鳴る」ところ。
もちろんスライドを印刷して紙のフラッシュカードとしても使えます。
小学校中学校の学習指導要領には学ぶべきリズムが提示されていますが、それらは全て網羅。
スライドは、リズム問題だけが入ったスライドとは別に
詳しい解説を挟んだスライドも用意しています。

さらにさらに。自分で考えたリズムをカードにすることもできます!

↓↓購入して下さった方のコメント↓↓
「自作ツールが便利そうだったので購入しました!」
「歌も鍵盤ハーモニカもリコーダーもできないのでかなり助かってます!」
「生徒の食いつきも上々です!」
「授業用に使用させていただいています!とても助かっています!」
今回の記事では、このリズム学習教材について詳しく紹介します!
【誰でもできる音楽授業】リズム学習フラッシュカード50問&カード作成ツール>>
是非最後までご覧ください!
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Contents
紙のフラッシュカードはもう古い?

フラッシュカードはリズム学習に最適
リズムや音符は、原理から理解しようとするととても難しく、高校生でも理解がなかなか進みません。
はっきり言って難しいんですよね。

- 全音符は4分音符4つ分で、三連符だと…
- 4分の4拍子の4分音符(分母)が4つ分(分子)だ
- 4分音符、8分音符、16分音符、と数は増えるけど、音は短くなる
と、分数や割り算の要素がたくさん入ってきてややこしいです。

しかし、音符から理解しようとすると難しいけれど、
リズムは体の中に根付いているもの。
音符は抜きにして、
「このリズムをたたこう」と示されれば、
すぐに真似して叩くことができることは多いです。

算数の九九を一旦覚えてしまえば考えなくても出てくるように、
音符とリズムをパターンや体で覚えてしまえるところが
フラッシュカードでリズムを学習する最大のメリットです。

紙のフラッシュカードのメリットデメリット
リズム学習にはもってこいのフラッシュカードですが、
私も以前は、買ったものや自作した紙のものを使っていました。
- 紙とペンさえあればすぐに作れる
- サッと見せられる、順番の入れ替えもしやすい
など、アナログならではの良さもありますが、
以下のようなデメリットもあります。
- 使う場面によって小さすぎたり大きすぎたり
- 持ち運ぶのが面倒
- 失くしたりする
- 汚れてボロボロになる

市販されているリズムフラッシュカードは綺麗で丈夫にできていますが、
なかなかこれぞといったものが見つからないのが現状。
カードを自作すれば自分が教えたいリズムのカードが用意できますが、
作る手間も結構かかりますし、手書きだと綺麗にかけません。

「リズムフラッシュカード50問&カード作成ツール」の中身
「リズムフラッシュカード50問」と「カード作成ツール」のデータはnoteにアップしています。
以下のデータがダウンロードできます。
- リズムフラッシュカード50問(練習用・印刷用)スライド
- リズムフラッシュカード50問解説スライド
- リズムフラッシュカード作成ツール
- 自習用プリント
- 「リズムづくり」用音符カード
- 【おまけ】解説スライド用YouTubeプレイリスト
フルセットで、これがあればリズム学習には困らない、と言える内容です。
リズムフラッシュカード50問
問題のスライドのみが入っているデータです。

レベルは5段階。男子にウケるように、ドラクエっぽくしてみました(音付き)。
このようなレベル1の簡単な問題から、

このような(レベル4)の難しいものまで、

50問用意されています。

50問は以下のような順序で構成されています。
- レベル1:4分音符・8分音符
- レベル2:タイ・休符
- レベル3:4拍子以外の拍子
- レベル4:付点と16分音符
- レベル5:連符
順序よく学んでいけるように工夫しています!
50問解説スライド
50の問題に解説を加えたスライドです。


リズムや拍子に関する解説が入っているので、
50問の問題で実践的に練習しながら、理論も学習できるようにもなっています。
また、
- 5/4拍子の代表曲(ミッションインポッシブルのテーマやダフニスとクロエなど)の紹介や、
- 付点の図示や計算の仕方、有名曲(紅蓮華など)でのリズム打ち課題
- シンコペーションの意味や曲例(Let it goなど)
- ヘミオラのリズムと曲例(Americaなど)
など、
リズムの学習だけでなく、
実際の音楽(曲)の中からリズムが学べるような部分もあります。

リズムフラッシュカード作成ツール
フラッシュカードの自作ができるツールです。

パワーポイントやキーノート上でコピペすることで簡単にフラッシュカードが自作でき、
簡単なものなら1分以内で作れてしまいます。
- コピペだけで簡単にフラッシュカードが作れる
- テレビに投影させて使える&印刷して紙ベースでも使用可能
- 簡単な5線譜も用意。短いメロディフレーズも描ける
- フラッシュカードだけでなく、プリントやテストの資料作成にも便利
以下のような簡単な楽譜もこの「作成ツール」で頑張れば作れます。

この作成ツールを使えば、50問のフラッシュカードをアレンジしたり、
プリントやテストに譜例や音楽記号を載せたりなどが簡単にできるので、便利です!
自習用プリント


この自習プリントは教材を購入された方の
「データだけでなく、プリントもみながら取り組ませたい」という声で作りました。
- 学んだリズムが習得できているか確認できる
- 先生がいなくても自習できる
こんな利点があります。


時間が余った生徒のために「オリジナル問題」を作成する欄も作っています。
【おまけ】ボディパーカッション練習スライド・リズム創作カード
フラワービートさんの楽しいボディーパーカッションの動画
この動画のリズムの解説・練習用スライドもつけています!
また、↓のようなリズム作りに使えるカードもおまけでつけています。

オンライン授業でも便利になるデジタルフラッシュカード!

GIGAスクール構想で、ICT機器を使った授業が当たり前になっています。

リズム学習を今から取り組もうと考えている先生は是非この教材を使ってみてください。
オンライン授業でも、画面の共有などで簡単にリズム学習が進められますよ。

リズム学習はこれだけあればOK!
今回は以上です!
