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【完全解説・比較レビュー】学習用のリズムカードを買って試してみた!!おすすめ3選+1(デジタル教材のダウンロードもできる)

コギト

リズムを学ぶのによく使われるのがリズムカード。

みなさんはどんなリズムカード使っていますか?市販のもの?自作?

今回は市販されている「リズムカード」を3種類購入し、実際に試してみました!

レビューする「リズムカード」
  • くおんのレッスンシリーズ「リズムカード」
  • ぷっぷるのリズムカード(YAMAHA)
  • リズムパターンカード(音楽之友社)
比較した3種類がこれ。

簡単に表にして比較すると以下のようになります。

カード出版社・価格サイズカード数・問題数対象学年利用シーン・メリットデメリット購入はこちらから


くおんリズムカード
くおん出版
1,650円(税込)
名刺大サイズ40問小学校低学年・個人用
・ドリル付き
・白紙カードあり
・独自の記号がわかりにくい
・買うなら一人一冊
詳細を見る


ぷっぷる「リズムカード」
YAMAHA
1,430円(税込)
B6サイズ50問小学校低〜中学年・小グループ用
・カラフル
・使い方いろいろ
・授業で見せるには小さめ
詳細を見る

リズムパターンカード
音楽之友社
1,320円(税込)
B5サイズ20問小学校中学年〜中学生・一斉授業用
・授業で提示しやすい
紙は折れやすい詳細を見る

それぞれに活用できるシーンが違うので、リズムカードを選ぶ時の参考にしてくださいね!

コギト

ちなみにムジクラスオリジナルの「リズムフラッシュカード50問」もとってもおすすめです!

リズムフラッシュカード50問」はデジタルのフラッシュカード。↓の動画のように、PowerPointやkeynoteのスライドで画面にリズムカードが現れ、答えは音で鳴ります。

スクリーンに映し出して大きく表示して学べ、50問中にない自作問題を作ることもできます。もちろん紙に印刷することもできる汎用性の高い教材になっています。

5段階のレベルにわかれているので小学校低学年〜中学生まで幅広く使えるリズムカードの決定版!

気になった方は是非ご覧くださいね!

デジタル版「リズムフラッシュカード50問」をチェック

ブログ運営者

コギト|音楽教材研究家

  • 音楽教員歴18年の元音楽教員
  • 教員辞めても教材研究が好きで続けている
  • 元作曲専攻で鑑賞創作の授業が得意
  • ピアノはコンクール全国大会入賞レベルでピアノ動画チャンネル(YouTube)も運営
  • ICTを駆使・時短マニア
  • note自作教材の販売をし、2500ダウンロードを突破!
  • 音楽や音楽教育に関することをX(Twitter)でも発信中
目次

①くおんのレッスンシリーズ「リズムカード」は個人用

「おけいこブック」というドリルがついているのが他にはない特徴。

くおん出版から出されている「リズムカード」は、個人で学習する教材の仕様。

コギト

カードは小さめで付録のドリルがついています 。

音符に始めてふれる生徒が親しみやすいように絵を描いたりなぞったりしながら音符を書くのに慣れていく設計になっています。

これは目次。
音符の練習ができます
歌いながらリズムを叩いてリズムを理解していく丁寧な学び方ができます。

肝心のカードは定期券の一回り大きいサイズで、2拍〜4拍の短いリズムが練習できるようになっています。

上の3つが表で下の3つが裏。付点四分音符や16分音符、タイは出てきません。

40枚に白紙のカード8枚がついて計48枚セットとなっています。

このリズムカード独自の「W」字の記号。音の長さが理解しやすいような工夫をしていますが、これは逆にわかりにくかったりもする気がしました…。

コギト

音符も出てきて、さらに新しく記号も出てきて、っていうのはちょっと…。

小学校低学年で音楽の授業用のドリルとして一人一冊買うという使い方が適していると感じました。音楽教室などでも使えると思います。

②YAMAHA ぷっぷるのリズムカード

ぷっぷるのリズムカードは折れにくい質感のいい紙を使っています。

カードがカラフルなのが特長で、イラストも入ってかわいいです。大きさはB6という文庫本くらいのサイズ。

表裏でこんなかんじ。キャラクターかわいいですよね。

入っているリズムの一覧はこんな感じです。

カード1枚は短いリズムですが、組み合わせて使うのがおもしろそう。

一斉授業で生徒に提示するのには小さいサイズですが、

  • 「先生がリズムを叩いて、そのカードを取る」というカルタ的な遊び
  • 「リズムを組み合わせて、リズム作り」

などの使い方に向いているカードです。

工夫次第でいろいろ使えそうですね。

2枚のカードを組み合わせて使えばリズム創作の授業でも使えます。

小学生のグループワークに使えそうな感じがします。クラスに5〜6セットあると、カルタ遊びやリズム作りができそうですね。

③リズムパターンカード(音楽之友社)

市販されているリズムカードの中で一番大きいB5サイズ。

音楽之友社から出ている「リズムパターンカード」は一斉授業向き

3種類の中でも一番大きいB5サイズで(これより大きいサイズは探してもありませんでした)、シンプルな見た目。音符以外書いていないので、わかりやすく提示できます。

表。シンプル。
裏。もっとシンプル。
コギト

見せて、リズムを叩いて、というフラッシュカード本来の使い方だけに絞ったカードですね。

教室で全員に見せるのにぎりぎり大丈夫な大きさといった感じでしょうか。

カードの一覧はこんな感じ。

難しいパターンも用意されていて、中学生でも使える難易度です。    

40枚のカードが入っているのに、同じ問題のカードが2個ずつあるので、問題数は20問しかないのが痛いところ。なんでだろ?

また拍子もすべて4/4拍子で、他の拍子はありません。

コギト

市販されている中で一斉授業に使えそうな唯一の大きさなのですが、バリエーションの少なさが残念です。

授業で他の先生も手作りのフラッシュカードを使っている理由がなんとなくわかります…。

「リズムパターンカード」(音楽之友社)

まとめ デジタルのリズムカードは超おすすめ!!

コギト

使えそうなリズムカード、みつかりましたか?

市販のリズムカードは小さい子への個人レッスンや少人数には使えそうですが、音楽の授業での活用範囲は狭いかなと思います。

もしあなたが学校の音楽の授業で使うリズムカードをお探しなら、ぜひムジクラスのリズムフラッシュカード50問も検討してみてください。以下比較表です。

カード出版社・価格サイズカード数・問題数対象学年利用シーン・メリットデメリット購入はこちらから


くおんリズムカード
くおん出版
1,650円(税込)
名刺大サイズ40問小学校低学年・個人用
・ドリル付き
・白紙カードあり
・独自の記号がわかりにくい
・買うなら一人一冊
詳細を見る


ぷっぷる「リズムカード」
YAMAHA
1,430円(税込)
B6サイズ50問小学校低〜中学年・小グループ用
・カラフル
・使い方いろいろ
・授業で見せるには小さめ
詳細を見る

リズムパターンカード
音楽之友社
1,320円(税込)
B5サイズ20問小学校中学年〜中学生・一斉授業用
・授業で提示しやすい
紙は折れやすい詳細を見る

リズムフラッシュカード50問
ムジクラス
2,480円
カスタマイズ自由50問
(作成ツールで自作可)
小学校低学年〜中学生
レベル5段階
・プリントあり(個人用)
・TVに映して一斉授業も
紙で使いたい場合は印刷詳細を見る
デジタル版リズムカードは使いたいようにカスタマイズできる!
コギト

市販の教材よりも音楽授業向きで編集もできるから便利ですよ!

↓気になった方は以下のリンクから中身をのぞいて見てくださいね。

デジタル版「リズムフラッシュカード50問」をチェック

今回は以上です!

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この記事を書いた人

音楽教師歴18年の元教員。鑑賞・創作・器楽合奏授業が得意。伴奏アレンジや合唱、合奏編曲もできます。国立大学の附属学校で研究主任&教育実習など経験あり。大好きな教材づくりで全国の音楽の先生の役に立ちたい。 自分の仕事を全部音楽関係にしたいから教員をやめて独立。ピアノ歴20年以上。アマチュアコンクールで全国入賞経験あり。ピアノアレンジ楽譜も作っています。

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