iPadを使って音楽授業「ドラムを創作しよう」①準備編 小中学校向け音楽授業ネタ(コロナ禍でもできる)

コギト先生
iPadを使って創作の授業が簡単にできる方法を紹介です!

 

iPadはコロナ禍の音楽の授業の救世主かもしれません。

GarageBandというアプリ、

 

GarageBand

GarageBand

Apple無料posted withアプリーチ

 

 

これを使うと、

iPadのGarageBandを使った授業のメリット
  • 生徒の授業への食いつきがiPad使うだけで格段に良くなる
  • 直感的にいろんな楽器の擬似演奏ができる
  • 楽譜や演奏スキルがなくても音楽の創作ができる
  • 創作したものの再現(演奏)が簡単(再生ボタン押すだけ)
  • コロナ禍の授業でも問題なく使える

こんなメリットがあります。

コギト先生
機器の操作が楽しいので、いろいろな制限がある音楽の授業でも結構時間がもたせられますよ!

 

詳しいメリットや簡単な使いかたについては以下の記事を参考にしてください↓↓

【iPad授業で使ってる?】GarageBandアプリを音楽の授業で活用しよう!(使い方とメリット紹介)

 

そして今回の記事では、

「校歌にドラムを創作しよう!」という題材の授業を,

元作曲専攻、高校時代はバンドで打ち込みもやっていたコギトが、

紹介します。

 

このテキトーに作った校歌で解説します。

 

校歌のメロディだけを録音したものに生徒がドラムパートをつけただけで、

うまくいくと仕上がりはこんな感じになります。

男子
おー、バンドみたい!ドコドコやってるとこカッコいー!!

ポップスに興味のある生徒は食いつきそうな課題ですね!

 

 

この課題を行う授業の簡単な手順は以下のとおりです。

「校歌にドラム」授業の手順
  1. 歌パートを1台のiPadに打ち込んで他の設定をしておく
  2. 1時間目の授業でガベージバンドやiPadの使い方の説明をし、AirDropで生徒のiPadに送信
  3. ドラムパートの作り方や編集方法の説明(2時間目からは創作作業)
  4. 授業終わりにデータを保存・または1箇所に送信して管理
コギト先生
毎回の授業で使うiPadが違う場合は、④の手順を踏む必要がありますね!

 

授業の手順や必要な準備など、

授業を一度やってみないとわからなかったこともありましたので、

その辺りも詳しく解説します。

是非この記事を読んでから取り組んでみてください!

 

キビキビ先生
創作の授業って何やろうか悩んでたから、これを機会にやってみるわ!

 

↓この動画で簡単に使い方を知ってから記事を読むと理解が速いです。

 

 

では解説していきます!

 

 

歌のパートを打ち込んで教材の準備

生徒が作る部分は校歌の「ドラムパート」なので、

まずは歌のパートを先生の方で打ち込んでおきましょう。

 

歌のパートを打ち込んだ「プロジェクトファイル」(編集用のデータ)を生徒にAirDropという機能で配布すれば、

生徒は歌パートが打ち込まれている状態からドラムパートを創作できます

 

プロジェクトファイルを作る

まずは「このiPad内」を選んで、「GarageBand」をタップします。

(iPadの中にデータを保存することになります)

 

「書類を作成」を押すと、新しいプロジェクトファイル(曲のデータ)を作っていくことができます。

 

楽器を選ぶ(後から変更可能)

この画面で楽器を選ぶことができます。

とりあえずここでは無難にキーボードを。

 

 

「ソングセクション」を作って曲の長さを決めておく

コギト先生
この辺が少しややこしいところなのでGarageBand初心者の方は飛ばさずに読んでください!

 

GarageBandでの録音は基本的に、細切れに行うというスタンスです(ここ大事)

 

例えば私の作った校歌の場合、

 

 

前奏4小節

歌前半8小節

歌後半8小節

という曲の構成なので、

セクションA 4小節

セクションB 8小節

セクションC 8小節

 

 

という風に曲の全体を部門ごとに区切って考えるのが「ソングセクション」の考え方。

 

細切れにしておくと、セクションBだけ録音し直し、という部分的な編集がやりやすいという良いところがあります。

 

曲の長さがわかっている場合は録音の前に「ソングセクション」を設定してしまうと、後々の作業が格段に楽になります。

↑小節のタイムラインの右端の「+」のマークをタップすると「ソングセクション」がいじれます。

 

  • セクションを追加したり(「追加」をタップ)
  • セクションの小節数を変えたり(「ⓘ」をタップして変更)
  • セクションの順番を変えたり、消したり(「編集」をタップするとできます)

 

これを使って、セクションを最初に作ってしまいましょう。

 

セクションを決めたら、

録音・編集したいセクションを選んで、セクション欄以外の場所をタップすると、

選んだセクションの録音・編集ができるようになります

 

基本的には選んでいるセクションの部分しか録音編集できませんが、

ソングセクション欄で「すべてのセクション」を選択すると、

曲全体の録音もできるようになります。

 

コギト先生
とりあえずこの部分の操作を動画で!

 

 

 

楽器を選んで演奏モードにして、校歌の歌パートを録音

ソングセクションを設定したら、

のボタンで楽器を選ぶ画面に戻ります。

 

キーボードの楽器を選んで校歌の歌パートを録音していきましょう。

 

実際に歌のパートを演奏できる人はこの画面から「録音ボタン(赤い丸)」を押せば1小節の前カウントが入った後で録音ができます。

 

コギト先生
先ほどのソングセクションの操作を思い出して、やってみてください!

 

今回は「ドラムパートを作る」という課題なので、

録音するのはメロディだけで良いと思います。

(伴奏を入れるとかえって伴奏のリズムにドラムが縛られてしまい、似通った創作になりがち)

 

ゆっくり録音したい場合拍子が4拍子以外の場合は、

録音前に画面右上の

のマークから

テンポや拍子の変更をしてください。(ゆっくり録音しても後から速くできます)

 

打ち込み&修正・編集

画面左上の

のマークを押せばタイムラインの画面にうつります。

 

音の入り方が楽器ごとにわかり、簡易楽譜のようになっていてわかりやすいですね。

「すべてのセクション」を選択していると、上のような表示になります。

 

セクションわけした部分が区切られて独立しているため、

セクションごとに編集したり、セクションをコピーして繰り返しを作ったり、

削除したりできます。

 

↑緑のセクションの部分をトントンと2回タップすると、カット、コピー、編集などのコマンドが出てきます。

 

このコマンドの中の「編集」を押すと、

一つ一つの音を打ち込んだり編集できるモードになります。(ステップ録音)

 

打ち込み・編集は左上の鉛筆のマークを

この状態に変えると可能になります。

 

コギト先生
実際に生徒がドラムパートを打ち込む時もこの画面を使うことが多いです!

 

校歌の録音の修正をしましょう。

直感的に操作が可能なので、いろいろ触って慣れておいてくださいね!

 

これで準備は完了です。

 

こんな感じになりました。

 

 

 

 

まとめ 授業へ向けて

コギト先生
GarageBandの使い方、わかってきましたか?

そんなに難しくなかったのではないかと思いますがいかがですか?

 

今回で作成できたデータをAirDropで授業中に生徒たちに送信すれば

同じデータが生徒のiPadに届き、それぞれのiPadで創作ができるようになります。

 

送信の仕方や、授業の流れについては、次の記事で紹介しています↓

iPadを使って音楽授業「GarageBandでドラムを創作しよう」②授業編 小中学校向け音楽授業ネタ(コロナ禍でもできる)

 

 

授業へ向けて以下のことを確認しておきましょう!

授業にむけて
 iPadとGarageBandの使い方を自分が理解できた?

 生徒に渡すデータの準備ができた?

 生徒用iPadとのデータの送受信ができるか?

 生徒が編集作業ができるためにどんな知識が必要?

 

コギト先生
第1回目の授業は基本的な操作や、データの保存方法などの確認に費やすことになると思います!

iPadを使って編集作業を何時間にも渡って行う場合は、データの保存や管理が結構大変になります。(特にiPadを共有で使っている場合)

生徒にも保存や管理をしっかり教え込んでおくと、授業終わりの自分の手間が減りますので、しっかり計画しておくことをおすすめします。

 

GarageBandのバージョン違いに注意!

最新のバージョンのGarageBandアプリで曲を作成すると、

古いバージョンのGarageBandで曲のデータが開けないことがあります。

学校に新しいバージョンと古いバージョンの2種類ある場合は、

アプリを最新にする(私の学校の場合は情報担当にお願いしないとできない設定でした)か、

古いバージョンの方で曲を作成する(古いバージョンのデータは新しいバージョンで開けます)

ようにします。

 

 

ドラムパートを作成する際の生徒のレディネス(学習の準備性)ですが、いきなりドラムパートと言われても、

男子
ドラムって…、どうやって叩くの?

基本的な知識がない生徒もいるので、

iPadで編集を始める前に、ドラムの学習として、

ドラムの8ビートの叩き方、フィルインのパターンなどを手と足を使って学習することも創作の予備学習としてやっておくと良いかもしれません。

 

役に立つ動画がありましたので参考にしてください。

 

 

参考になれば幸いです!

わからないことがあれば、コメントやTwitter等で聞いてくださいね!

 

iPadを使って音楽授業「GarageBandでドラムを創作しよう」②授業編 小中学校向け音楽授業ネタ(コロナ禍でもできる)

【iPad授業で使ってる?】GarageBandアプリを音楽の授業で活用しよう!(使い方とメリット紹介)

 

今回は以上です!

 

 

 

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ABOUT US

コギト@音楽教師歴15年・ピアノ歴20年以上。30代で アマチュアコンクールで全国入賞、国立大学の附属学校で死ぬほど研究&教育実習を担当。作曲編曲も得意で伴奏アレンジや合唱、合奏編曲もやります! 音楽の授業をクリエイティブに。アレクサンダーテクニーク(AT)指導者資格あり。音楽指導のネタやコツを発信。