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【すぐできる!】楽しい音楽授業ができるコツ10選を解説

この記事では楽しい音楽授業ができるコツを紹介していきます。

もちろん音楽授業にはただ楽しければ良いのではなく、「どんなことをどんなプロセスで学ぶことができたか」ということが本質的であることは間違いありません。

新米先生

ただ楽しい授業ってだけではいけないよね…

でも逆に「やってる学習はいいのに、なんだかつまらない授業」になってしまってももったいないですよね。

今回の記事では「授業を楽しくするためのかんたんテクニック」を10個紹介しています。

明日からすぐにできる簡単に取り入れられることも多いので、是非試してみてください!

コギト

私の考えだけでなく、ツイッターで募集した他の先生の意見も最後に紹介しますので是非参考にしてくださいね!

ブログ運営者

コギト|音楽教材研究家

  • 音楽教員歴18の元音楽教員
  • 教員辞めても教材研究が好きで続けている
  • 元作曲専攻で鑑賞創作の授業が得意
  • ピアノはコンクール全国大会入賞レベルでピアノ動画チャンネル(YouTube)も運営
  • ICTを駆使・時短マニア
  • note自作教材の販売をし、1000ダウンロードを突破!
  • 音楽や音楽教育に関することをX(Twitter)でも発信中
目次

授業が楽しくなるコツ10選

楽しい音楽授業のコツは以下の10個です。

  1. 授業にもリズムが大事
  2. 常時活動を取り入れる
  3. 「ダメ」「違う」を言わない
  4. 音楽にただ一つの答えはない
  5. 音楽以外の要素で引きつける
  6. スモールステップでほめる
  7. 体験、ゲーム要素を多くする
  8. 難しすぎない・簡単すぎない
  9. 本当に伝えたいことは決め台詞に
  10. 絶対に時間で終わる

順番に見ていきましょう!

授業にもリズムが大事

音楽だけでなく、音楽授業にもリズムやテンポを意識することが大事です。

ずーっと説明していたり、ずーっと歌いっぱなしだったりすると生徒たちが飽きてしまいますよね。

音楽に緩急があるように、授業にも緩急をつけることを意識しましょう。

一コマの授業を三つくらいに分けて以下のように分割してみてはどうでしょうか。

  • まずは歌う
  • その次は座って鑑賞、記入
  • 最後にもう一度歌う

こうすることで、「1時間ずっと歌、ずっと鑑賞」より、「前半は歌・後半に鑑賞」よりも細切れに活動が変化して、生徒も飽きずに参加できます。

コギト

意識的に生徒に動きをつけるようにします。立つ、座る、書く、話す。

歌唱があるなら、最初に練習しておいて、その日学習したことを思い出すような感じでもう一度最後に歌う。こんな感じでもOK。無理矢理たくさんの活動を準備する必要はありません。

先輩先生

1時間ずっと集中できる子ってなかなかいないですよね。大人ですらそうだし。

15分くらいで活動を入れ替えて「次はこれ、その次はこれ」とコロコロ変えていった方が授業のテンポやリズムがよくなりますし、生徒も飽きずに取り組め、気づいたらあっという間に授業が終わっていた!という印象になります。

これをやるためには複数の単元を同時並行で進めておく必要がありますが、授業の時間調整が楽になったり、ひとつの活動ができなくなった時の保険になったりと、先生の立場からしてもメリットがたくさんあります。

常時活動を取り入れる

常時活動とは「毎回固定で行う活動」のこと。

常時活動を作っておくと、授業に「毎回のお決まり」ができます。

コギト

授業が安定するのでオススメです!

音楽は芸術でクリエイティブなものですから、歌ったり演奏して表現したり、創作したり、意見を発表したり、本来常に変化に富んだ活動になるはずのもの。

でもそれをずっとやらされる授業って楽しくもあり、しんどいと感じる時もあるでしょう。そんな授業でも「毎回決まった活動」があれば「これやればいいんでしょ」と生徒も一旦安心できます。

常時活動の例
  • 毎回授業の始まりはリコーダーの曲を練習する
  • 授業の間に息抜きも兼ねてテーマに沿った一曲を鑑賞する。
  • 振り返りシートに毎回記入する

また先生にとっても、常時活動は毎回新しい指導準備必要ないので授業が回しやすくなります。

常時活動は以下の記事も参考にしてください。

常時活動をつくれば楽しい授業ができる!

「ダメ」「違う」を言わない

音楽に「こうすべき」という最終的な正解はありません

これを言ってしまうと、じゃあ音楽の授業って教えることがないじゃんと言われてしまいそうですが、正確には「良い演奏や良い音楽について共通の意見のようなものはあるけれど、最終的には好みはわかれる」ということ。

ピアニストのグレングールドがゴルトベルク変奏曲の2回の録音で全く違う解釈で弾いた(1955年の演奏の所要時間は37分で1981年は51分と全然違う)ように、同じ人・同じ曲でも音楽の解釈が変わります。何十人もいる授業、生徒と先生の間で音楽に対しての答えや意見がわかれても当たり前です。先生の解釈のほうが正解に近い、とかいうこともないはずです。

ただ一方で「これはさすがにないでしょ」という全員が同意するような表現もあるでしょう。ということはなんらかの「良い音楽について一定の指標は存在する」と言うこともできると思います。

「音楽に最終的な正解はないものだ」ということをよくわきまえて授業中に発言をしなければなりません。

音楽に対する生徒の発言や表現に関して簡単に「ダメ」とか「違う」と断定することは控えたほうが良いです。

コギト

音楽の指導の最も難しいところは正解がないということ。

音楽にただ一つの答えはない

音楽に対する発言に臆病な生徒がいます。

「これは間違いなのでは」「こんなことを言ったら笑われてしまうのでは」。こんな風に思ってしまっているのでしょう。

こんな生徒に対しては特に音楽の授業の雰囲気作りがとても大事です。「どんな発言がでてもいいよ」という環境をつくっておくのです。

そのために「音楽ってただひとつの答えはないよ」と何度も伝えています。

一人ずつ鑑賞した曲の感想や思ったことを聞いていくような時には、どんな意見も同じ口調、同じトーンでまずは「なるほど」と受け止めるようにしています。意見を板書するときも、自分が良いと思った意見もそうでないと思った意見も同列に同じ大きさで書き連ねるように注意しています。

コギト

何を発言しても尊重するよ、という姿勢を示すためです。

生徒が発言した段階で先生側が肯定的・否定的な反応を見せてしまうと、結果生徒は「先生が良い反応をする発言」を生徒が探してしまい、本当に自分が感じたことを言わなくなります。それは危険なことだと思います。

音楽以外の要素で引きつける

音楽の授業だとは言え、全ての内容を音楽攻めにしてしまうと、特に音楽に苦手意識を持った生徒は一歩引いてしまうでしょう。

昔、ベートーヴェンの「運命」の授業の時になかなか説明がうまくいかずに生徒も固まっていたので、「結尾部」の説明になったところで

コギト

「はい、ここからは国語の授業〜、この漢字、なんて読むー?」

と問いかけしたところ、生徒の表情が一気にほどけたことがありました。「ケツオ?」「ユイビ?」と以外にも盛り上がりました。こんな小さなことでも、アイスブレイクのような要素を挟み込むことは有効なのですね。

このような時の決まり文句は「ちなみに」で、「ちなみに…」で始まる脱線話はよく生徒も聞いてくれます(やりすぎ禁物)。

急に話題が変わった面白さと、「この話は気楽に聞いていていいんだな」と感じるからでしょう。

  • 作曲家の生まれた国について知っていることを話して聞かせる
  • 出てきた音楽用語が何語なのか?由来何かについて話す

自分が知っている知識の範囲内で、「へぇー」と思えるようなことを話してあげると興味を持って聞いてくれますよ。

スモールステップでほめる

「○○に気をつけて歌おう」と指示して歌わせるとしたら、どこができたか、どこができていなかったか、フィードバックを必ずします。

できてないことまでほめるのは違うと思いますが、できていたことがあったら具体的にほめるようにしましょう。

音楽の授業でほめるメリット
  • 生徒のモチベーションも保てる
  • どこまでできているのか先生と生徒とで共通理解できる
  • 授業の推進力も上がる

音楽は目に見えないし、形に残らないので、やっている本人たちもうまくいっているのかよくわからないことが多いです。こまめにほめることで自分がどこまでできているのか客観的にわかりやすくなります。

また、「ここまではできたね」「じゃあ次はこれ」「これもできたね」とひとつずつ階段を登っていくような感じでほめながら授業を進めると生徒たちも「課題がこなせている、レベルアップしている」という感覚を持てて授業を進めやすくなり、モチベーションも上がります。

体験、ゲーム要素を多くする

音楽の授業の場合は歌ったり演奏したり活動的な部分が多いものの、鑑賞の授業の場合は特に静的な授業になりがち。

  • 退屈な活動にならないように
  • 探究心を持ったり、深く理解できるようにするために

このような目的で体験的な活動ゲーム的な活動をとりいれるのは意義があります。

鑑賞の授業である旋律が出てきたときに、「こんな旋律ですね」と教師がピアノで弾いて聴かせるだけよりも、「リコーダーで最初の部分を吹いてみる」ほうが生徒は旋律をよく理解できます。

リズム学習もただ理論だけ説明してリズムを打ってみるだけよりも、ゲーム感覚で取り組んだ方が活動に勢いがでますね。

ゲーム感覚で楽しくできる!リズムフラッシュカード50問!
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コギト

楽しくやってたら自然に学習内容が身についていたってのが理想的ですね!

学校でもできるクイズアプリなんかも楽しいですよね。

【音楽クイズで楽しく授業!】Kahoot!の使い方と音楽授業での活用方法を徹底解説!

難しすぎない・簡単すぎない

活動の課題設定が難しすぎると生徒はやる気を失ってしまいますし、逆に簡単すぎても「食い足りない」と思われて授業がつまらなく感じてしまいます。

ちょっと難しいけど頑張ればできるくらいの感覚で課題設定するのがちょうど良いです。

  • 創作の授業でどの部分をどこまでつくらせるか
  • 合奏の授業でどのパートを誰に演奏させるか

創作や合奏の際の課題設定は特に頭を悩ませるところで、課題設定の良し悪しで授業が成功するかどうかが決まるといってもいいくらいです。

課題設定は十分に検討しましょう。

難しい創作授業が簡単にできるネタ・ダウンロード!

小学校の創作授業「5つの音でせんりつづくり」
小学校の創作授業「和音の音でせんりつづくり」
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本当に伝えたいことは決め台詞に

授業のまとめとしてここだけはわかってもらいたいことや、授業中に生徒に発する大事な発問「決め台詞」にしておくことがおすすめです。

[voice icon=”https://mujikurasu.com/wp-content/uploads/2020/08/0E33B023-B314-4C42-85E5-430035BAC40B-e1597742294818.png” name=”コギト先生” type=”l”]そこだけは一字一句、話す内容を決めておくんです。[/voice]

指導案を書く場合はその中に決め台詞をそのまま書いておくのもおすすめです。

大事な発問やまとめは、その場のノリで話してしまうと、うまく説明できなかったり、誤解して伝わってしまったりして、せっかくやった授業の内容が崩れてしまうことにもつながります。

事前に「てにをは」まで細かく練った「決め台詞」を用意して伝えるようにすると効果大で、それまでの授業がうまくいっていなかったとしても、「決め台詞」の部分で授業をもちなおすことも可能です。

絶対に時間で終わる

自分が学生時代のことを思い返してみてもそうですが、生徒からしてみればいくら集中して聞いていた授業でも終了のチャイムが鳴った後の内容は全然頭に入ってきませんし、授業時間を超過することでその授業はマイナスの印象になります。

授業終了のチャイムがなってしまって「ここまではやりたい!」と授業を続けたいと思ってもどうぜその後の授業は実になりません。

相当のことがなければ途中であっても「時間になったので終わります」と切ってしまった方が潔いです。年度最後の授業でなければ次の授業で続きをやればよいこと。

コギト

授業の最後には中断してもかまわない活動を持ってくるような計画にしておくのも良いですね!

楽しい音楽授業は工夫次第

楽しい音楽授業をするためのコツを紹介しました。

最後にTwitterでも「楽しく・面白く音楽の授業をするコツ」について他の音楽教員の皆さんに聞いてみましたので、そちらも参考にしてください!

このツイートに寄せられた返信を読んでみてください!追加書き込みも是非!

「私はこんな風にやってる!」というあなたが実践しているコツや方法があれば、コメント欄ツイッターで教えていただければ他の音楽教員の皆さんの参考にもなるので是非お願いします!

↓逆の視点で「音楽の授業が難しい・苦手・つまらない・嫌いと感じる理由」についても解説しています。是非参考にしてください。

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今回は以上です!

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この記事を書いた人

音楽教師歴18年の元教員。鑑賞・創作・器楽合奏授業が得意。伴奏アレンジや合唱、合奏編曲もできます。国立大学の附属学校で研究主任&教育実習など経験あり。大好きな教材づくりで全国の音楽の先生の役に立ちたい。 自分の仕事を全部音楽関係にしたいから教員をやめて独立。ピアノ歴20年以上。アマチュアコンクールで全国入賞経験あり。ピアノアレンジ楽譜も作っています。

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