コギトオーケストラで使う楽器、いくつ言えますか?
男子ヴァイオリン、トランペット、ティンパニ!
コギトクラシックの名曲の中には、楽器じゃないものを鳴らす曲もあるんです。チャイコフスキーは、ある曲の最後で、とんでもないものを鳴らしました。何だと思いますか?
生徒え〜、フライパンとか?(笑)
中学生目覚まし時計じゃない?
チャイコフスキーが鳴らした「楽器じゃないもの」
チャイコフスキーの序曲「1812年」。
この曲のクライマックスで鳴らすのは、なんと本物の大砲です。
男子大砲!? コンサートホールが壊れるでしょ!
コギトさすがにホールでは、大太鼓などで大砲の音を表すことが多いです。本物の大砲を使うのは、野外で演奏するときですね。
1812年は、フランスのナポレオンがロシアに攻め込んだ年。
首都モスクワは焼け野原になりましたが、厳しい冬と食料不足でナポレオン軍は退却し、ロシアは国を守り抜きました。
この勝利を描いたのが「1812年」で、楽譜には合わせて16発の大砲が書き込まれています。
最後は教会の鐘も鳴り響く中、大砲がドーン、ドーンと連発されます。
アメリカのボストン・ポップスは、毎年7月4日の独立記念日に、本物の大砲と花火つきでこの曲を演奏するのが名物です。
日本でも、陸上自衛隊の式典で本物の大砲を使って演奏されたことがあります。
中学生音楽のために大砲を撃っていいんだ…
タイプライターもピストルも「楽器」になる
楽器じゃないものを使う曲で有名なのが、アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンの「タイプライター」です。
本物のタイプライターをカタカタ打って、行の終わりの「チーン」というベルまで鳴らします。
生徒タイプライターって何?
コギト紙に直接文字を打ち込む昔の機械です。パソコンのキーボードのご先祖さまですね。
タイプライターを担当するのは、打楽器奏者。
アンダーソン本人によると、指の速さでは追いつかないので、手首を使える打楽器奏者が打つのだそうです。
フランスの作曲家サティのバレエ音楽「パラード」(1917年)にも、タイプライターやピストル、サイレンが登場します。
ハンマー、クラクション、そして卓球まで
ほかにも、こんなものが鳴らされています。
- マーラーの交響曲第6番:巨大な木のハンマーを振り下ろす
- ガーシュウィン「パリのアメリカ人」:パリで買ってきたタクシーのクラクション
- アンディ・アキホ「ピンポン協奏曲」:舞台の上で卓球のラリー
マーラーのハンマーは「運命の打撃」とも呼ばれ、もとは3回だったのが、のちに2回に減らされました。
男子卓球が協奏曲になるの!?
中学生ラリーが続かなかったらどうするんだろう…
音楽に使えるのは、楽器だけではありません。
教室にある机、鉛筆、ペットボトル……。もしみんなが「楽器じゃないもの」で曲を作るとしたら、何を鳴らしますか?





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