noteにわかりやすい教えやすい教材を用意!

【これだけは押さえろ】音楽づくり(創作)の授業で必ずやるべきこと3選(小学生用授業ネタあり)

教科書「小学生の音楽」「音楽のおくりもの」に沿った、小学4、5年生用の創作の教材をアップしました!

 

 

小学校5、6年生用の創作の教材もあります!

 

 

こんな教材がセットになっていますのでぜひみてみてくださいね。

「5つの音でせんりつづくり」教材の中身
  • 創作用ワークシート(2枚✖️3パターン)
  • 授業用スライド(50スライド超え音源付き)
  • 演奏・発表・解説用音源(40以上)
  • 曲例「ひいてみよう」楽譜(3枚)
  • 参考曲プレイリスト(YouTube)

 

この教材を全て作成するのに要した時間は軽く15時間超…。

この教材のメリット
  • 難しい創作の授業がスムーズにできる
  • 教科書の内容を膨らませて授業できる
  • スライド・音源・ワークシートが揃っていて準備いらない
コギト先生
これ以上の準備はいらないのですぐに授業できます!

 

今日は教材づくりや授業をやっていて感じる、

「創作の授業の際に気をつけること」を3つ紹介します。

以前のツイートです。

これについて一つずつ解説していきます。

 

この記事を書いているコギトは、元作曲専攻。

大学時代は合唱曲やピアノソナタなどを作曲。

現在も授業で使う合奏曲などは自分でアレンジしています。

 

音楽授業のネタ仕事術をブログやnoteTwitterで発信中です!

 

それではいきましょう!

 

創作の授業で必ずやるべきこと3選

創作の授業では…
  1. 曲例をたくさん聴く・弾く
  2. 時間をたっぷりとる
  3. 範囲を絞って創作させる

これらが大事です。ひとつずつ解説します。

 

① 曲例をたくさん聴く、弾く

創作を行う上で作ろうとする曲に似た曲の例をたくさん聴かせておきます

 

男子
創作ってどんなかんじのをつくるの?

と、子どもたちもどのくらいのものを創作したら良いのか最初よくわからないでしょう。

「こういう感じのものをつくるんだよ」と見本を見せることが必要ですね。

 

先に紹介した「5つの音で旋律づくり」の教材でも、見本となる曲を数曲挙げて、楽譜もつけているので、聴いたり・弾いたりすることができるようになっています。

 

また創作は、生徒の頭の中から音楽を生み出すことですが、

「今まで聴いたことのある音楽からしか生み出されない」ものです

 

創作というと、何か全く新しいものを生み出すという感がありますが、それは一部の天才のみ。

ほとんどの作曲家や作曲する人は全て「それまでの音楽経験」をもとに自分の音楽を作っています。

 

 

アルノルト・シェーンベルク(Wikipediaより)

12音音楽を作ったシェーンベルクでさえ、そもそもそれまでの調性音楽を深く知り尽くした上で(そのアンチテーゼとして?)今までにない12音技法に基づいた曲をつくりましたし、

 


マイルス・デイヴィス(Wikipediaより)

ジャズの即興演奏も今まで練習した「フレーズの引き出し」がたくさんあるからできるわけですよね?

今までの音楽経験に全く基づかずに音楽を作ることは不可能だと言えるわけです。

 

小学生の創作に話を戻すと、小学生はこの「それまでの音楽経験」がもちろんとても少ないです。小学生ですから。

でもその経験がある程度ないと音楽を作るのは難しい。

だから創作をする前や、していくプロセスの中でたくさんの曲を聴かせてあげることが重要になります。

コギト先生
この辺をすっとばしていきなり創作させないでくださいね!

 

創作する前にたくさん曲を聴かせることにはメリットもあります。

「例えばこんなふうに作ればいいんだよ〜」と宣伝してから聴かせた曲を、小学生たちはスポンジのように吸収するでしょう。普通に曲を聴かせるよりはかなりちゃんと聴くはずです。

子どもたちにしてみても「この後創作しなければならない」という頭がありますからね。鑑賞の質も上がります。

 

②時間をたっぷりとる


J.ブラームス(Wikipediaより)

ブラームスが交響曲1番を創作するのに費やした時間はどれくらいか知っていますか?

なんと脅威の21年です。

敬愛するベートーヴェンに負けない交響曲を、と力が入って、なかなか完成しなかったみたいですが、曲を作るのはかなり生みの苦しみがあるもの。

 

コギト先生
私自身もピアノソナタを自作したことがあります。そのころは手書きで書いていました。

最初の方はかなりスッとアイデアが降りてきて、快調に作り始めましたが、

途中の部分でかなり行き詰まって、何日も1音も書けない、ということもありました。

 

音楽を作ることに一つの正解はないので、「これかな?」「こっちもいいけど」「あ、こっち治すと、こっちがダメじゃん」みたいな感じで試行錯誤を何度もすることになります

できれば創作の時間はたくさんとってあげたいものですね

さすがに21年は無理ですが。

 

③範囲を絞って創作させる

コギト先生
いきなり曲を無の状態から作るのは大人でも難しいですよね!

 

創作の初心者にたいして教える小学校の創作の授業で、

キビキビ先生
音楽も創作も、本来自由にやるべきだから。みんな、自由に1曲つくって!

なんてやると失敗してしまいます。

逆に思いっきり範囲を絞ってあげるのが良いです。

 

  • 1小節だけ
  • 旋律のリズムだけ変えてみる
  • 和音とリズムは決まっていて後はメロディラインだけ

などのように創作する部分を絞った課題設定するのがおすすめです。

 

作曲の作業はとにかく曲が完成するまでのハードルが多いんです。

「和音」「音階」「リズム」「音色」などについてわかっていないと作れませんし、

その上さらに作った曲を「楽譜に書いたり」「演奏したり」しないと形になりません。

コギト先生
本当に形になるまでのハードルが高い、高すぎるのが音楽づくり、作曲、創作です。

 

創作する上でのさまざまなハードル全てを小学生に越えさせるのは酷です。

中にはできる子もいるかもしれませんが、そういう子はピアノ習ってたり、ドラムやってたり、と、そもそも創作の授業を受ける前に創作ができてしまっている「授業受けなくてもいい子」なんじゃないでしょうか。

課題に対して初めて臨む子たちが無理なくできる創作の課題を設定しましょう。

 

「5つの音で旋律づくり」の教材はこの辺もしっかり配慮。

https://twitter.com/COGITOmusic/status/1420142143574663168?s=20

やりやすいポイント
  • 4小節のフレーズのうち、2、3小節目だけの創作
  • 創作の段階ではマス目を塗るだけ、楽譜は書かない

こんな感じで創作にとりくむ生徒のハードルを下げています。

 

まとめ 創作のハードルを下げる工夫をしよう

 

「創作の授業で必ずやるべきこと」を生かした「音楽づくり」の授業のネタをnoteで公開中です。

 

「小学生の音楽(4、5)」「音楽のおくりもの(4)」の教科書の内容に沿って行うことができて、

教材の良い点
  • スライドで音階について詳しく、わかりやすく学習できる
  • スライドやワークシートはデータでお渡し。編集自由。
  • 創作に使う音階(5音音階)についての曲例も豊富)
  • 元作曲専攻が作った、「的を絞った」「ピンポイントな」創作しやすい課題が6つ

あり、音楽に詳しくない小学校の音楽の先生でも、これがあれば、他の準備なしに授業をすることができます

 

↓音階についての学習もできるようになっています。

 

↓ワークシートも音階の種類ごとに3パターン用意

 

創作の授業はレベルが高く、教える方もかなりの準備が必要かと思います。

ぜひこの記事や教材を参考にしてやってみてくださいね。(少しの期間だけ教材はお安めにしています。終わっていたらごめんなさい)

noteでも教材の詳しい説明があります。授業のコツなども載せていますので是非のぞいてみてください。

「5つの音でせんりつづくり」の教材note

 

小学校5、6年生用の創作の教材もあります!

 

 

今回は以上です!

 

 

 

仲間に知らせよう!

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ABOUT US

コギト先生
コギト@音楽教師歴15年・ピアノ歴20年以上。30代で アマチュアコンクールで全国入賞、国立大学の附属学校で死ぬほど研究&教育実習を担当。作曲編曲も得意で伴奏アレンジや合唱、合奏編曲もやります! 音楽の授業をクリエイティブに。アレクサンダーテクニーク(AT)指導者資格あり。音楽指導のネタやコツを発信。