
公務員や教員は「投資を行うこと」が許可されていますので、
公務員や教員でも「つみたてNISA」を行うことができます。



- 年利3%以上で資金を増やせる可能性がある
- 利益にかかる税金が非課税になる
- 金融庁お墨付きの優良銘柄しかないので初心者が始めやすい
- 基本的にほったらかしOK



今の超低金利で、預金でお金が全く増えないこの時代、投資でお金を増やしていくことは将来や老後に向けて必須といえます。



その将来の蓄財のために「つみたてNISA」は強力な武器になります。



しかしやはり投資と聞くと、
- 投資ってなんだか怖い
- やりかたが全くわからない
- 損するのではないか
とよく知らない方は尻込みしてしまいがち。
今回の記事では、教員・公務員でも使える、つみたてNISAのメリット・デメリットやおすすめの証券口座について解説します!



証券口座を開設することや、NISA口座を開設するのは無料で、作っておくだけなら手数料や年会費もかかりません。
また、NISA口座は開設までに1ヶ月程度の時間がかかるため、とりあえずサクッと作っておくのが正解です。
つみたてNISAのメリット(預金じゃダメ?普通の投資と何が違う?)



- 年利3%以上で資金を増やせる可能性がある
- 利益にかかる税金が非課税になる
- 金融庁お墨付きの優良銘柄しかないので初心者が始めやすい
- 基本的にほったらかしOK
①年利3%以上で資金を増やせる可能性がある
今の「預金」の利率は良くても0.1%。
対してつみたてNISAをはじめとする、「投資」のリターン(利率)の平均は3.0%と言われています。
月に10,000円を積み立てた時に、「預金」と「投資」でどのくらい増えるお金に差があるか比べてみるとこんな感じです。
1年後増えたお金(元本12万円) | 10年後増えたお金(元本120万円) | 30年後増えたお金(元本360万円) | |
金利0.1%の預金 | 55円 | 5,970円 | 54,390円 |
金利3.0%の投資(つみたてNISA) | 1,664円 | 197,414円 | 2,227,369円 |









②利益にかかる税金が非課税になる
ところで、「投資で増やしたお金」には税金が20%かかります。
先ほどの例で、月々10,000円を3.0%で運用できる投資に回して、30年で得られる利益は、元本はのぞいて、2,227,369円もありますが、
投資で得た利益の約20%は税金がかかりますので、
2,227,369×20%=445,473円が税金で、
実際にもらえる額は1,781,895円程度になります。



ところが、つみたてNISAで積立をすると、この45万円が非課税になるので、払わなくてよくなるんです!
つみたてNISAをするには「つみたてNISA口座」を証券口座の中に作りそこで運用をします。


つみたてNISA口座で運用した利益は非課税になるので、同じ額を普通の証券口座で運用した時に比べ20%分の利益が増える(つまりは減らない)ことになりますので「投資を始めるなら絶対にNISAの枠を限度額いっぱいまで使う」ことがセオリーです。



③金融庁お墨付きの優良銘柄しかないので初心者が始めやすい
またつみたてNISAで契約できる「投資信託」は「金融庁お墨付きの銘柄」に厳選されています。



投資信託?手数料?信託報酬?などよくわからない方は、こちらの記事で簡単に説明しています。


④基本的にほったらかしOK
つみたてNISAは毎月コツコツと積み立てて投資していくタイプの投資スタイルです。
ですから、一度つみたてNISAを設定しておけば、後は基本的にほったらかしでOK。
投資と聞くと、株式投資のように



とか、



など、
日々、値上がりや値下がりの様子をウォッチする必要があり、
仕事が手に付かなくなるのでは?
と思われるかもしれません。
しかし、つみたてNISAの場合は値上がり、値下がりに関係なく、自動的に設定した日に買い付けを行う投資になりますので、
値動きを見てタイミングを図る必要がないのです。



つみたてNISAのような投資の方法(一定のタイミングでひたすら積みたてる方法)は、
「ドルコスト平均法」と言って、
実は合理的な投資の方法で、
タイミングを見て投資する方法よりも勝率の高い投資方法です。



この辺の詳しい仕組みについては、以下「リベラルアーツ大学」の動画を参考にしてください。
つみたてNISAのデメリット



つみたてNISAをやるデメリットはないの?
つみたてNISAは投資における超優遇税制のため、デメリットはほぼないといえますが、あえて挙げるとすれば、「すぐにお金が増えないこと」です。
株式投資などの場合、1回の取引でお金が何倍にもなって、一瞬で増えたという成功例を聞くこともありますが、つみたてNISAはそれとは全く違う投資になります。
細かい説明は省きますが、つみたてNISAは、「こつこつ定期的に投資に入金し、10年後や20年後に大きく増やす」という長期的な投資の方法です。
よって、日々の値動きなどに惑わされることなく長い目でお金を増やしていくことのできる「心穏やかな投資スタイル」と言えます。
結論:貯金より投資、投資するなら「つみたてNISA」から
- 低金利の時代には銀行預金ではお金が増えないので「投資」をすべき
- 投資の利益には税金が20%近くかかるが、それが非課税になるのが「つみたてNISA」
- 「つみたてNISA」は合理的な投資の手法であり、かつ、「ほったらかしOK」な簡単な方法



次に証券口座について解説します!
投資初心者には楽天証券がオススメの理由
投資をするには証券口座の開設から
投資を行うには、まず取引する「証券会社」を決めてその証券会社の口座を作ることから始めます。






証券会社はどこの会社がオススメ?
証券会社はネット証券が断然オススメなので、ネット証券会社を選ぶようにしましょう!
- 手数料が安い(つみたてNISAはどこも手数料は一緒)
- つみたてNISA種類が豊富
- 対面方式だと、お得ではない投資商品を勧められる
つみたてNISAの銘柄は取引手数料が無料で、信託報酬も安いものがほとんどなので、どこの証券会社を選んでも手数料に変わりはありません。
ただし、つみたてNISAを使って選べる投資信託の銘柄の種類はネット証券が圧倒的です。
つみたてNISAでトップの銘柄数を誇るのはネット証券会社のSBI証券で162銘柄程度。
楽天証券は第2位で152銘柄。
これが、ネット証券でなく、銀行の証券口座となると、数は激減。
野村証券は7。大和証券は20。みずほ銀行は3。三井住友銀行も3。(2020年12月時点)






SBI証券でも問題ないのですが、初心者の方に私がオススメするのは「楽天証券」です。
初心者は楽天証券を選ぶのが最適!
- 画面が見やすい・わかりやすい
- 楽天市場でのポイントアップになる
私も最初はネット証券業界最大手のSBI証券を使って投資を始めましたが、



楽天証券は画面が見やすい・わかりやすい
これはSBI証券のトップ画面。
↑「マーケット情報」とかいきなり言われても初心者にはキツい…。
一方で「楽天証券」の場合は
デザインはシンプルでポップ。
↑簡単にやさしい言葉で作られていて、初心者でも、ここを押せばいいかなとわかる感じです。



楽天市場でのポイントアップになる



楽天証券口座を開設し、条件を達成すると、その月の楽天市場でのポイント還元率が1%アップするという特典があります。
- 楽天証券で「楽天ポイントコース」に設定(費用はかからない)
- 楽天ポイントを1ポイント以上使って、計500円以上の投資信託(つみたてNISAもOK)を購入



さらに、つみたてNISAの引き落としを楽天カードからにしておけば、つみたてNISAでもポイントがもらえます(10,000円積み立てたら100ポイント)。これは楽天市場でも使えます!
詳しくは以下のページも参考にしてください!
まとめ まずは証券口座の開設からスタート【今すぐ】





- 投資は貯蓄に比べて、長期間でかなり利益に差が出る。投資をはじめよう
- 投資を始めるなら、利益が非課税になる「つみたてNISA」枠はまず使うべし。
- 教員・公務員でも「つみたてNISA」で投資をしても良い
- つみたてNISAは優良な銘柄が金融庁から指定されているので安心
- 証券口座は、使い安くお得な「楽天証券」がオススメ



普段の仕事に追われてなかなか自分の資産の形成には手が出にくいもの。
そこのところ、つみたてNISAは設定さえしておけば、あとは毎月することもありませんし、とても楽な投資方法になります。



教員・公務員でもできる「つみたてNISA」。投資の初歩の最適解であり、始めるのが早ければ早いほど利益も大きくなる可能性が大です。



若ければ若い人ほど時間による複利が効いて受け取る利益もどんどん増えていく可能性があるので、今すぐに口座解説をしておいてくださいね。
今回は以上です!


コメント