【やってはいけない!?】コロナ対策で楽器の消毒は大丈夫?ウィルス対策方法を解説

この記事では「音楽の授業における楽器の消毒の注意点」について解説します。

 

キビキビ先生
さて、授業も終わったことだし、消毒消毒!(シュッシュ)
コギト先生
楽器はアルコールがNGなものが多いので気をつけてー!

 

「学校でよく使う楽器」に行うことができるウィルス対策はおおまかにこんな感じです↓

リコーダー(樹脂) 鍵盤ハーモニカ ピアノの鍵盤 打楽器
アルコール消毒 × × ×
塩素系消毒 × × △(鍵盤だけ) ×
中性洗剤水洗い × × 基本×
推奨する方法 消毒する 共用しない

吹き口は消耗品と割り切って消毒

強アルカリ電解水を使う

使用前後の手洗いとマスク

楽器の材質によって消毒可否が違う

使用前後の手洗いとマスク

キビキビ先生
え…、アルコールってほとんど使えないじゃない…。

最後のまとめには、楽器の材質別に消毒の可否についても簡単にまとめてありますので、是非見ていってくださいね!

楽器にアルコール消毒はNGが多い!

コギト先生
学校でよく使いそうな楽器の消毒対策について確認していきましょう!

リコーダーと鍵盤ハーモニカ

樹脂リコーダーはアルコール、水洗いOK

リコーダー(樹脂製のもの)はアルコール消毒は可能です。

ただし、直接吹きかけるのはダメなので、

布にアルコールを吹きかけて、それを使って、ふき取るようにして消毒します。

 

また、水洗い中性洗剤を使って水洗いもOK

塩素系の消毒(次亜塩素酸消毒)は不可です(次亜塩素酸は口に入れてはいけない)。

 

また、本格的なリコーダーは木製であったりしますが、

木製のリコーダーはアルコールも塩素系も水洗いも不可です。

 

リコーダー】ABS樹脂製 / バイオマス由来樹脂製リコーダーのお手入れ・掃除の方法を教えてください(YAMAHA HP)

台所用中性洗剤はコロナウィルスに有効?

 

鍵盤ハーモニカは消毒×、水洗いもできない!

コギト先生
鍵盤ハーモニカの本体は消毒はほぼ無理!

鍵盤ハーモニカは結構複雑な楽器で、

本体やふき口は樹脂、内部には金属があるため、

水洗い不可(内部の金属のリードが錆びる)

アルコールも不可(鍵盤がひび割れのおそれ)

次亜塩素酸も不可(鍵盤ひび割れの恐れ&そもそも人体に有害)

です。

 

また、YAMAHAのホームページの解説には、

「ノンアルコールと書かれてある除菌シートでも楽器やケース表面のウイルスや菌を取り除く効果が見込めます。」

 

と書いてありますが、ノンアルコール除菌シートはウィルスを取り除くことができないようです。

ぬぐい去る感じの効果で、気休め程度と考えた方が良さそうです。

ヤマハHP

ノンアルコール除菌シートはコロナウィルスに効くか?(参考)

 

キビキビ先生
鍵盤ハーモニカはコロナ対策できないの?授業でやっちゃいけないのかしら…。

 

できる対策としては、

  • 鍵盤ハーモニカを共用しないこと
  • ふき口は消耗品と割り切って消毒する
コギト先生
鍵盤ハーモニカのふき口は安価に購入できますので、(ダメって書いてあるけど)消毒しちゃってもいいかと。

 

消耗品と割り切って、消毒をしてしまうのも一つの案かと思います。

キビキビ先生
生徒の個人持ちのものだから、お知らせしてからじゃないと…。

 

私の場合は吹き口には哺乳瓶用の消毒液を使っています。

created by Rinker
ミルトン
¥1,650 (2020/11/26 14:08:16時点 Amazon調べ-詳細)

 

また、管楽器のウスピース用にコロナウィルスへの効果も実証された商品があるので、

検討してみても良いかもしれません。

created by Rinker
ヤマハ(YAMAHA)
¥778 (2020/11/27 06:59:58時点 Amazon調べ-詳細)

 

ピアノの鍵盤

アコースティックピアノの場合は強アルカリ電解水を使う

 

コギト先生
ピアノの鍵盤は材質がいろいろで、白鍵と黒鍵で材質が違ったりするので難しい。最適解はこれ。

 

ピアノの鍵盤は材質がさまざまで、材質によって消毒の可否も違います。

白鍵は木材に白いアクリル樹脂が貼られていて(高級な昔のものの場合には象牙だったりします)

黒鍵はアクリルだったり、紫檀だったり、黒檀だったりします。

白鍵専用のクリーナーなどもあるようで、一概にこれを使って消毒、とはいかないようです。

コギト先生
これは専門家に聞くしかない。

 

ということで、我が家のピアノ(グランドピアノ)がお世話になっている調律師さんに、

ピアノの消毒方法について聞いてみました。

回答は以下です。

 

調律師さん

鍵盤の消毒なのですが、

鍵盤の材質と、

木材に白鍵や黒鍵を接着させている接着剤に何を使用しているかで、

消毒できる物と方法が異なります

とはいってもすべてのケースを示すのは大変なので、

最も問題の起きにくい方法としては、

強アルカリ電解水を布につけて「撫でるように」拭くのが大体の鍵盤で問題の起こらない方法です。

布をしっかり濡らして拭けば楽だし除菌効果がありそうですが、接着剤に負荷がかかって剥がれのきっかけになるので、しみこませすぎないでください。

象牙や黒檀は水で濡らしてからしっかり絞ったもので拭く形になります。アルコールや電解水では劣化が起こります。

 

 

キビキビ先生
これでピアノも安心。アルカリ電解水は買っておいても良いかも!

もちろん少しピアノに触るくらいなら、演奏前後の手の消毒で間に合いそうですが、

くれぐれもアルコールで手を消毒した後は乾き切ってからピアノの鍵盤に触るようにしましょう!


↑アルコールが鍵盤につくと、最悪こんな感じに…。

出典:阿部ピアノ工房HP

 

YAMAHAのHPには中性洗剤や次亜塩素酸でもピアノの鍵盤部分は消毒できるようなことが書いてあります。↓(面倒な方法なので、参考までにどうぞ)
【ピアノ】ウイルス対策のためピアノの除菌をしたいのですが、方法はありますか?

 

樹脂製の鍵盤(エレクトーンなど)の場合は専用除菌剤あり

アコースティックピアノの場合は木材にアクリル樹脂、という場合が多いですが、

エレクトーンなどの場合は鍵盤自体全て樹脂でできている場合が多いです。

 

コギト先生
コロナウィルスに効果のある専用のクリーナーがあるようなので、エレクトーンや電子鍵盤の使用頻度が高い場合は購入しても良さそうです。

↑鍵盤ハーモニカにも使えそうですね。

 

 

共用する打楽器

授業のアンサンブルなどでよく共用する打楽器も基本的には水洗いもアルコール消毒も塩素系消毒もできません

コギト先生
打楽器は色々な種類があるから、一概には言えませんが…

また、マレットやドラムスティックなども基本的に消毒・水洗いは勧められていません

塗膜が剥がれる、木部に水に弱い、ことが理由です。

 

【マレット、スティック等】ウイルス対策のため、アルコールなどで消毒できますか?

【コンサート打楽器】ウイルス対策のため、アルコールなどで消毒できますか?

 

コギト先生
打楽器も使う前後の手の消毒、楽器に飛沫を飛ばさないためにマスクをつける、という方法しかないかと。

 

まとめ

コギト先生
楽器別の消毒についてもう一回復習すると、

 

リコーダー(樹脂) 鍵盤ハーモニカ ピアノの鍵盤 打楽器
アルコール消毒 × × ×
塩素系消毒 × × △(鍵盤だけ) ×
中性洗剤水洗い × × 基本×
推奨する対策方法 アルコールか洗剤で消毒する 共用しない

吹き口は消耗品と割り切って消毒

強アルカリ電解水を使う

使用前後の手洗いとマスク

楽器の材質によって消毒可否が違う

使用前後の手洗いとマスク

↑こんな感じでした。

 

また、ここから、

材質別に対処方法をまとめてみるとこうなります。

木材のある楽器 アルコール・塩素系消毒は不可。水洗いも不可。

消毒や水により変質の恐れがある。

塗装のある楽器 アルコール・塩素系消毒は不可。

塗膜が剥がれる可能性がある。

金属のある楽器 使用部位、塗装・メッキ仕上げ方法によって異なる。

アルコール消毒、水洗いも使用部位によって異なる。

次亜塩素酸は錆びるので不可。

樹脂の楽器 アルコール・塩素系消毒は基本不可。

(リコーダーは軽く拭く程度ならOK)

コギト先生
結構いろいろダメだね。とくに口にする楽器の場合は注意が必要。

 

キビキビ先生
楽器の消毒についての知識は大体わかったわ!

この記事を読んで、必要な対策をとって楽しい授業が作れますように!

 

↓関連記事です!

音楽の授業のコロナ対策まとめ(歌もリコーダーもやっていいの?)私の学校のガイドライン実例紹介

 

 

仲間に知らせよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です