


教員人生をやっている中でこのように感じることはみなさんも一度はありますよね?
かくいう私も
- 生徒、同僚との人間関係
- 授業以外の仕事で忙殺
- 思ったようなキャリアが積めない
など様々にこれまで悩んで「教員やめたいな」と思ったことが何度あることか。
ところで、
「教員辞める」を実行に移す、移さないは別にして、
「教員やめるとしたら…」と考えてみることは悪くないどころかとてもメリットのあることです。
人生の方向を考え直す良い機会になるからです。

今回は、
「自分の教員人生に疑問を感じた」時に読みたい本5冊を紹介します。
- 「教員の仕事」を見直すきっかけ
- 「自分にとって仕事とは?」を見直すきっかけ
- 「人生のスタイル」を見直すきっかけ
になると思います。

ラインナップは以下です!
なんと「あした死ぬかもよ?」人生最後の日に笑って死ねる27の質問は、
Amazon Audible(オーディオブック)で無料でゲットできます。
- 30日間無料で1冊タダで本が聴ける
- 解約はいつでもできる
- 30日で解約してもゲットした本はその後も聴ける
という感じで1冊無料で手に入れて解約しても全然OK。
実質タダで1冊手に入ることになります。

Contents
教員やめたいかも?と思ってしまった時に読むべき本5選

どの本も読み応えありますよ!

教員に向いてないかも?と思った時に読みたい本
「先生に向いていないかもしれないと思った時に読む本」/石原加受子
「先生に向いていないかもしれないと思った時に読む本」は
「先生やめたいの?ちょっとまって、もしかしたら全然大丈夫かもよ?」
と、
教員としての悩みを心理カウンセラーの著者が整理をつけてくれる本です。
「まずは自分を大切にすること」を基本に、
教員の仕事で困ってしまうことの多い、
- 生徒との問題
- 学級での問題
- 保護者との問題
- 同僚との問題
- 自分の家庭での問題
について「どのように感じて考えていけばよいのか」を心理カウンセラーならではの視点で噛み砕いて説明しています。
あまりに自分自身が辛くなってしまった場合に
・休むこと
・辞めること
をどんなタイミングで決めればいいのかのアドバイスも書いてあります。
教員の仕事に自信をなくしてしまいそうになった時にオススメの本です。
教員以外の道もあるのかも?と思った先生が読みたい本
「あした死ぬかもよ?」人生最後の日に笑って死ねる27の質問/ひすいこうたろう
「今考えている悩みはたとえ人生最後の日であっても深刻?」
「半年後に死ぬとしたら、今の仕事をやめる?」
「あと何回桜を見られるのだろう?」
「「いつかやる」。あなたの「いつか」はいつですか?」
「なにもかもが大丈夫だとしたら、ほんとはどうしたい?」
こんなはっとするような質問が並ぶ「あした死ぬかもよ?」は私も大好きな本です。
普段忙しさにかまけて考えてなんていられないけど、ほんとは人生にとても本質的な問いについて考えるきっかけになります。

この本の質問に答えていくだけで、
自分にとって本当に大事なものがあぶりだされていいく感じがあります。
「今は教員だけど、本当にこのままずっと行っていいのか?」と疑問に思っている先生にオススメの本です。

「あした死ぬかもよ?」人生最後の日に笑って死ねる27の質問は、
Amazon Audible(アマゾン・オーディブル)でオーディオブックになっていて、
耳で聞く本として購入することができます。
しかも今30日の無料体験のキャンペーンを行っていて、
キャンペーンに登録すれば、本が1冊無料。
もちろん「あした死ぬかもよ?」を無料で聴くこともできるし、
「FactFullness」
「嫌われる勇気」
などの名著を選ぶこともできます。
30日過ぎると有料(月額1,500円)になりますが、
サクッと1冊ゲットして解約してしまえばそこまではただただ無料。

↓気になった方、「あした死ぬかもよ?」を読んでみたい方は無料で1冊ゲットしてしまいましょう。
ちなみに「あした死んでも後悔しないためのノート」という、ワークシートのように書き込みながら進めていけるタイプの本もあります。
「教員辞めたらお金なくなるでしょ?」と思ってしまう先生が読む本
「減速して自由に生きる」ダウンシフターズ/高坂勝
「お金がないと生きていけない。」
これは至極真っ当な意見ではあるのだけれど。
「減速して自由に生きる」には、
会社員というシステムから降りて、不必要に稼ぐことを止め、やりたくないことを止め、自分にとっての心地よい生き方を探っていく
筆者の高坂勝さんの人生の過程と考え方が書いてあります。
「暇で繁盛しないのに黒字経営」(最低限の売上を狙う)のBarを経営する筆者ですが、訪れたお客さんの「会社やめたい」という愚痴には「やめたらいいですよ」と半分無責任?に、半分本気で答えているそうです。
年間で必要な支出を計算し、それ以上には「稼がない」ことで自由をつくる。
必要な支出が少なくなればなるだけ自由は増える。
収入○万円→それだとこういう生活
という順序ではなく、
こういう生活する→それだと○万円稼げば十分
という逆の発想が新鮮です。
教員を辞めたら、その後のお金の問題に不安を感じる先生は一度読んでみてください。
仕事で自分の時間が取れない先生が読む本
「あやうく一生懸命生きるところだった」/ハ・ワン
「会社員は自分の時間と引き換えにお金をもらっている」
そして、
「汗水垂らして苦労して集めたお金で、結局また自由を買うのだ」
この言葉がグサっと刺さる一冊。
なに不「自由」なく生きていくために必要なお金。それを得るためにまさかの「自由」を売っぱらって稼ぎにいくわれわれ。

韓国のイラストレーターの著者のポップでシュールなイラストもさることながら、文章もとっても刺さるものが多いです!
自分の時間がなくなっている先生に是非オススメの本です。

「自分ってダメだな…」と落ち込むことが多い先生が読む本
「絶望名人カフカの人生論」/フランツカフカ、頭木弘樹
「変身」で有名な小説家のカフカ。
「現代の数少ない最大の作家の一人」と現代思想化のサルトルにも言わせたくらいなのですが、存命中は作家として認められず、保健局に勤めるサラリーマンでした(結構優秀だった)。
しかしその仕事が嫌でしょうがなかったそう。芸術家ならスパッと辞めてしまいそうですが、カフカは生活のためにやめることができなかったそうです。
仕事をやめられない稀代の芸術家の超ネガティブな言葉はとどまるところを知らず、
恋人へのラブレターですら超ネガティブ。
「将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
将来にむかってつまずくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。」
父親にも70ページにもわたって恨みつらみの手紙を書くという有様。
編者の頭木弘樹さんが
「絶望的すぎて笑えてくる」
「ネガティブこそがカフカの味」
と評するこのカフカの超ネガティブな表現の数々に逆に癒されちゃってください。
「ネガティブさからもまた力を引き出せることを、カフカは教えてくれます」
ポジティブにならなきゃ、自分はネガティブ人間だ、と思っている先生にオススメの本です。
まとめ 教員やめたいと思ったら立ち止まって読書して考える

「教員辞めたとしたら」みなさんはどんな第2の人生を歩むでしょうか。
今回紹介した本を読むと、意外にも第2の人生の可能性が見えてきたりするかもしれません。

「なにせ人生は一度きり。」
私自身ももっと自由に音楽と関わっていきたいと感じ、教員をやめることを考えています。
教員辞めたい!?音楽教員の自由な働き方を目指す人生戦略!(ブログオーナープロフィール)
教員とは違う道を歩んでみたい、
やっぱり教員がいい、
どう考えるにせよ。
ちょっと離れた視点から今の教員の仕事を傍観してみることが、今後の人生のヒントを与えてくれたりするかも。
教員こそ我が天職!と思っていても(私も思っていましたが)、意外すぎるくらいの道が脇に広がっていたりして。
今回紹介した本で気になったものを読んで感想を聞かせてくださいね!
今回は以上です!

・学校へ行こうとすると急にお腹が痛くなる
・職場からパワハラを受けていて辞めたくても辞めさせてもらえない
などの危機的状況の場合は
悠長に本など読んでいる場合ではありません。
「減速して自由に生きる」の高坂さんは、昇進に失敗してうつ寸前になり、他人からの評価が下がっていくことに耐えられず、そうなってようやく辞めることを決意した、と言います。
でも体を壊してまでする仕事はないと自分は考えます。サクッと辞めましょう。
辞めにくい場合は退職の代行サービスもあります。
公務員でも使うことができる退職代行サービスも限られていますが、あるみたいですよ↓